「最近の若いモンは…」 「昔みたいに、根性で仕事に取り組んでくれんかのう…」
なんて、ため息をついていませんか?
60代、まさに建設業界を支えてきた大ベテランの社長さん。
長年の経験と知識、そして揺るぎないリーダーシップで、会社をここまで大きくしてきたことと思います。
しかし、時代は変化しています。
かつてのやり方が、今の若い世代に通じるとは限りません。
むしろ、 「昭和のやり方」 に固執してしまうことが、 人材不足 や モチベーション低下 に繋がっている可能性も…!?
そこで今回は、 「社員が家族のように仲が良い会社」 を作るための秘訣を、 社会保険労務士 の私が伝授いたします!
昔気質な社長さんの中には、「会社は仕事をする場所。家族のようなアットホームな雰囲気は必要ない」と考えている方もいるかもしれません。
しかし、 時代は変わりました 。
特に、 50人以上 の社員を抱える会社では、 社員一人ひとりの顔が見えづらくなり 、 コミュニケーション不足 が起こりがちです。
そうなると、 社員の孤独感 や 孤立感 を招き、 モチベーション低下 や 離職 に繋がることも…。
だからこそ、 会社を「第二の家族」 のような場所にすることが重要なのです!
社長室にこもってばかりでは、現場の状況は分かりません!
積極的に現場に足を運び、 社員の声に耳を傾け ましょう。
「最近、仕事はどうだ?」 「何か困っていることはないか?」
そんな 何気ない会話 から、 社員の悩み や 本音 を引き出すことができるはずです。
社員同士が交流する機会を増やし、 親睦を深める ことも大切です。
例えば、 バーベキュー大会 や 社員旅行 など、 楽しいイベント を企画してみてはいかがでしょうか?
若手社員 は、会社の未来を担う 大切な存在 です。
彼らが 成長できる環境 を整え、 積極的に育成 することが、 会社全体の活性化 に繋がります。
OJT や 研修制度 を充実させ、 スキルアップ を支援しましょう。
また、 若手社員の意見 を積極的に取り入れ、 新しい風 を吹き込むことも重要です。
社員一人ひとりを 「家族」 のように思いやり、 大切にする ことが、 エンゲージメント向上 の 最大の秘訣 です。
社員の 誕生日 にはメッセージを送ったり、 結婚 や 出産 などの お祝い事 にはプレゼントを贈ったりするなど、 心温まる対応 を心掛けましょう。
「会社は家族」 。
この言葉を胸に、 社員一人ひとりと向き合い 、 温かい人間関係 を築いていきましょう。
そうすることで、 社員のモチベーション は高まり、 会社はさらに発展 するはずです。
さあ、今日から「家族経営」を始めましょう!
社会保険労務士事務所ネクストシーズン 代表 松本季一郎
社会保険労務士事務所ネクストシーズン
「中小企業の成長をサポートしたい」という想いから、社会保険労務士として独立。
建設業をはじめ、様々な業種の企業に対し、人事労務に関するコンサルティングを行っています。
「経営者の良き相談相手」として、企業の成長と発展に貢献していきたいと考えています。
この記事が、建設会社の社長様にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。